タンナー(Tanner)とは?革に関する基礎知識

MENU

タンナー(Tanner)とは?革に関する基礎知識

タンナー(Tanner)とは?革に関する基礎知識

 

タンナーとは、皮から革へ加工する鞣しを行う事業所・職人集団のことを言います。

 

鞣し(なめし)については、鞣し(なめし)とは?こちらの記事をご覧ください。

 

鞣し(なめし)は英語でtanと言い、その鞣しを行う集団だからTannerと呼ばれるようになったとされています。

 

タンナーを言い換えるなら職人集団ともいえますが、本革財布に限らず、鞄・ブーツ・キーケース革製品に使われている革の品質は、このタンナーによって大きく左右されます。

 

革製品に最も多く使われている牛革も、元になる牛一頭ずつ皮の厚みや表情が異なるため、高品質な革に仕上げるにはタンナーの技量による違いがハッキリと表れます。

 

高品質な革を使用した財布を選ぶには、タンナー次第。 更にいえば、どのタンナーの革を使っているか?が分かると、その財布がブランドやメーカーの利益優先の財布なのか?正しい価格設定でマジメに作られた高品質な財布なのか?を判断する一つの基準にもなります。

 

(どんなに優秀なタンナーの革を使っていても、中国製の財布は作りが荒いので論外ですが。)

 

 

上質な革を作り出すと世界的に評価の高いタンナー

 

国内外を見渡せばタンナーは数千社ありますが、その中でも世界的に評価の高いタンナーを紹介します。 このタンナーの革を使っていたら、その財布は選ぶ価値があると言えるほど上質な革を作り出すタンナーです。

 

 

 

タンナー(Tanner)とは?革に関する基礎知識

 

バダラッシ・カルロ社

 

イタリアの老舗タンナー・バダラッシ社が作り出した革は、経年変化を存分に味わい楽しむことができる極上質レザーを生み出しています。 イタリア古来の伝統的な革鞣しのバケッタ製法を、忠実に再現し現代に甦らせたことでも有名なタンナーです。

 

ファストファッションに代表されるように「大量生産・短期消費」で、生産効率・生産コスト削減が主流の現在において、バダラッシ社は真逆を行く「時間と手間をかけて上質な革を作り出す」ことに拘り続けている貴重なタンナーでもあります。

 

バダラッシ社の代表的な革に「ミネルバボックス」という革がありますが、この革は植物タンニンを用いて時間と手間をかけて鞣した後に、100%ピュアオイル(牛脚油などを煮沸して採取した油)を時間をかけながら加脂して作られています。

 

この工程を経て作り出された革は、初めはややマットな質感ながら、使い込むにつれて程よい光沢を増していき味わい深い経年変化(エイジング)を魅せてくれます。

 

 

 

ワルピエ社

 

ブッテーロレザーと聞いたことがある方も多いと思いますが、ブッテーロレザーを作り出しているタンナーがワルピエ社です。

 

ステア系の成牛のショルダー部分の革を用いて、時間と手間をかけてベジタブルタンニンで鞣し、染料仕上げが施された革は、極めて自然な風合いを魅せるナチュラルレザー。

 

自然な風合いを魅せる革なので、トラ(皮革のシワや血管跡)があったりする場合がありますが、それこそが本革の醍醐味であり、だからこそ唯一無二の表情に経年変化していく姿を楽しむことができます。

 

 

 

 

タンナー(Tanner)とは?革に関する基礎知識

 

セドウィック社(セジュイック社)

 

ブライドルレザー発祥の地英国で100年以上の歴史を誇り、ブライドルレザーにおいて世界有数の老舗名門タンナーがセドウィック社です。(セジュイックやセジュウィック社と呼ぶ人もいます。)

 

数ある革の中でも最高峰の強度と耐久性を誇るブライドルレザーですが、中でもセドウィック社のブライドルレザーは完成までに3カ月以上の時間と手間をかけて作られる世界的にも評価の高い極上質レザーです。

 

 

 

タンナーとは?「革に関する基礎知識」は以上になります。

 

 

 

 

 

人気の本革長財布(メンズ)の使用感と本音レビュー

人気のメンズ革財布詳細レビュー  

形別・人気の長財布

人気の本革長財布(メンズ)人気の本革ラウンドファスナー長財布

 

予算別・上質メンズ長財布

3万円以内のメンズ長財布3万円以内の本革ラウンドファスナー長財布 4万円以内の本革メンズ長財布4万円以内の本革ラウンドファスナー長財布
革と皮の違いとは?
革と皮は、日本語で同じ「かわ」と読みますが、革製品になると全く違う意味を持ちます。こちらのページでは、革と皮の違いについて解説していきます!
鞣し(なめし)とは?革に関する基礎知識
上質な本革財布を探していると、革を「鞣す(なめす)」という言葉を聞きますよね。鞣すとは「皮から革」に加工する方法を言います。こちらのページでは、鞣しについて解説していきます。
染料仕上げ・顔料仕上げの違い
使い込むほどに革に味わいを増す長財布を探している方は、染料仕上げによって作られた革財布を選ぶと後悔や失敗のない逸品を選ぶことができますよ。
経年変化(エイジング)とは?革の基礎知識
上質な本革を使った長財布の醍醐味である経年変化(エイジング) こちらのページでは、本革の醍醐味である経年変化について解説します!
本革とは?革に関する基礎知識
本革と聞いて「牛革」とイメージされる方が多いですが、半分正解で半分間違いでもあります。 こちらのページでは、意外と知らない人が多い本革の定義についてお話ししていきます。
財布に使われている革の種類とおすすめの革財布